『フィラデルフィア』

映画ってこういうこと（三日目）！

今日は『フィラデルフィア』を観ました。そう言えば公開当時、ゲイの先輩に勧められ（でも当時は劇場に行かなかった）たのを懐かしく思い出しました。先輩は映画をたくさん観ていて、詳しい人で、話題作を観ては紹介してくれていました。デンゼル・ワシントンがいいのよ〜と言っていました。私はアントニオ・バンデラスじゃないのかーい、と思っていました。2020年の今、確認したところ、間違いなくデンゼル様はステキでした。

トム・ハンクスの病が徐々に進行していく演技とへアイメイクが凄い。こういう仕事をしたいなー。

この映画は吹き替えで観ましたが、会話の流れや掛け合い・重なりの魅力が薄まってしまうため、面白みが半減していそうです。これから観る人は是非字幕版で。私ももう一度、字幕版で観ます。

もう６月も終わりですか。そうですか。2020年の前半が過ぎ去ったのですね。この映画が公開された1993年頃は、AIDSに対する偏見もひどく、同性愛に対する理解も低い世の中でした。2020年の今、世の中がすっかり成熟したとは言い切れないけれど、少なくとも当時のように、無知に基づくヒステリックな対応をする人はいなくなったようです。