デザイナーがスーパー・スターだった時代のアイコン、こんなに人好きのする人だったのね
ジャン=ポール・ゴルチエ『有終のラスト・ショー』『ゴルチエの旅を追う』を観ました。
最初から最後まで、一度も眉をひそめる事なく笑顔で見られる映像作品(感涙を除いては)だって世の中にはあるんです。ああ、気持ちよかった。こんな人と仕事したい。
円錐ブラのオマージュが付いた棺桶に始まり、新旧取り合わせたデザインを披露。なんと言う豪華なショーだろうか。
ああ、楽しかった。
そして南米にフレグランス等のプロモーションに出かけた旅を追うドキュメンタリーも、全く偉そうにしない姿、悪口言わないし、純粋に楽しくしたいそれだけ、と言う潔さ。
そういえばゴルチエは最近チェックしなくなっていた。2015年でプレタポルテから撤退していたようだ。道理で見ていなかったわけだ。また一つの時代が終わったんだな。