大概のことは知恵と工夫でなんとかなる

映画『ザ・ファブル』を観ました。

すごく面白かった！　大好きな木村文乃さんが出ているので楽しみだった。トレイラーから受ける印象とは違い、兄妹の絡みはあまりない。アクションシーンは痛快で、目が離せない。普通の生活を送ろうとしている場面の脱力具合もツボ。向井理の仕上がりが凄かった。本当に怖い人みたい。生い立ちが少しずつ明らかになる脚本も面白いし、編集が良いのかリズムが心地良いし、結果飽きる暇もなく、夢中で観てしまった。同日に試聴した宇宙に一般人を送って地球を救う話とは大違いだった（あまりにもつまらなくて最後まで見るのが大変だった。音楽も、役者も素晴らしいというのに。なんたる無駄遣い）。

ボスの教え「大概のことは知恵と工夫でなんとかなる」で、見事な立ち回り。

それにしても、邦画のトレイラーって、映画の良さを出しているものが少ないと思う。大抵の場合、本筋ではないムードを強調し過ぎていて、実際の映画を観終わった後のイメージに全く合わないことが多々ある気がする。

fable 英語の発音だとフェイブルという名詞
特に動物の話など、倫理観を授ける伝統的な話のこと。寓話。