A Room with a Veiw 眺めのいい部屋

備忘録や、趣味、仕事の話など

徹底的にパクる(TTP)を、本当に本当に本当の意味で実行するには。

TTPは実は、とても大事なことでした!

自分を前進させるために、人のアドバイスを取り入れたり、憧れの人の真似をすることは、一般的に良いこととされていると思います。ただ、本当に効果が出るのは、実は徹底的にパクることなのかもしれません。

 

先日いつものコスメ・カウンターでBAの綺麗な皆さんから、ローションは必ずコットンですよ、と釘を刺された(私は面倒くさがりなので、いつもこの人たちに叱られている)。確かにここのカウンターでは必ずコットンとは何度か言われていたが、そしてコットンの方が(肌に)入りますから! と念を押されていたのだが、毎日のケアというものはだんだん我流になりがちなのである。コットンに出すとコットンに吸われてしまう分が無駄なのではないか? 手に出すと同じような使い心地で少量で済む。などと素人は考えるわけだ。そしてコットンを使うという1ステップ増えることも、煩わしくもある。そのうちに、アドバイスをすっかり忘れて手でいい加減に塗る→効果が薄いなどということになりがち。美容部員の真似をするなら、徹底的に真似をしてスキンケアなりをするべきであって、同じ道具や材料を使うだけは使って自分流にケアしていては、製品本来の良さを引き出せなかったりということもじゅうぶんにあるのだ。

あの人が素敵だから、真似してみようと思う。でも自分なりに出来るところだけ真似する人が多いと思うし、そのこと自体を勧める書籍もあるようだ。しかし、先人がすごいなら、憧れているこちら側が勝手に編集してしまっては、コットンなしのローションのような顛末になってしまうのだ。

良い部分だけ真似しましょう、という記述もそこかしこで目にするが、真似をする立場の人が、憧れの人の良い部分・悪い部分を判断出来ると思うなんて、考えるにおこがましい。

それがわからないくらいの立場にいるからこそ、素敵な人を真似するのだ。そして真似するなら徹底的に真似する方がいい。アレンジを加えるのは、だいぶ後にする方が良いのだろう。

あっという間に海外移住をして楽しそうに毎日を送っている、あの憧れの人の真似を、私もこれまでつまみ食いしていた(真似するところを自分で選んでいた)が、これからは、あの素敵な人をTTPしてみたいと思う。