A Room with a Veiw 眺めのいい部屋

備忘録や、趣味、仕事の話など

好きなものは好き、で熱中していれば、道は拓ける

泣き虫しょったんの奇跡』を観ました。

子供の頃からプロになるまで、将棋との付き合い方を軸に、紆余曲折が丁寧に描かれていて、すーっと引き込まれる。好きなことを仕事にするのは最高だと背中を押し続ける父親。要は本当に信じるということ。上っ面の言葉で「信じてる」というのではなく、本気で息子のことを信じているからこそ、主人公は、かえって「父親が言うほど頑張らなかった」と思うことができる。熱中できることがある人はうまく行くと、引っ込み思案の主人公を勇気付ける担任の先生。〇〇歳までにこうしなければという常識という名の思い込みなど、夢を追う足かせになることは、自分の中にも外にもある。好きなことに熱中して、ガッツリ向き合う。将棋という大好きなもので繋がっている幼馴染。彼は先にプロになることを諦めていたが、違う向き合い方でやはり将棋を楽しみ続けていた。

大人になるにつれ、好きなことから離れていってしまった人が見るべき映画。