A Room with a Veiw 眺めのいい部屋

備忘録や、趣味、仕事の話など

猛暑の中、元気な子供達を見て思うこと 

毎日暑いですね。

昨日も外出の用件があり、途中コンビニに立ち寄り水分補給をしました。ランドセルを背負ったまま店内のアイスコーナーの周りをぐるぐる回っている小学生がいました。保護者を待っているのか、または何か困っているのかもしれないと思って、話しかけようとしたところ…レジのお兄さんが事務所から出てきた途端、嬉しそうに挨拶をして「〇〇(レジのお兄さんの名前)、今日も涼んで休ませてもらってるから」と。ああ、生意気で可愛いな。そしてお兄さんも「今日は学校行ってたの?」と。暑い中、近所の小学生が涼を求めてコンビニに入ることを助けてあげていて、話しかけてあげていて、いいなーとホッコリ。別に私がいろいろ心配しなくても、周りにたくさん良い大人がいるんだな、と思えてホッとしました。

またある別の日に、幼稚園児とその妹の二人組が、マンション管理室のお姉さんに「あのねー、これからおつかい行くんだよ!」と自慢げに。ああ可愛いなー。「コンビニに!」コンビニか〜い!と心の中で突っ込みましたが、そうか、わずか150mのコンビニでもお使いはお使いなのか。とほっこり。そしてお姉さんが日頃から話し相手になってあげているのもわかってほっこり。

最近は大人でも、マンション内で会っても挨拶すらしない人が増えているそうです。知らない人について行っちゃだめよ、という子供への教育は当然ですが、見ず知らずの大人が子供たちを見守っている文化はちゃんとあるのです。誰とも話してはいけませんという教育をしたい人は、そのご家庭の自由だとは思いますが、それでは世の中は悪い人だらけというメッセージになってしまいませんか? エレベーターの中で毎日顔を合わせるのなら、せめておはようくらい言えるような人間をみんなで育てたいものです。そして何かあったらそこら辺にいる大人に躊躇なく助けを求められる人間力を培うことの方が、大事なのでは? そうすれば周りの大人たちはいい人が多くて、助けてくれるという世界観を養うことができます。世の中は敵だらけと思いながら育つのと、中には悪い人もいるかもしれないけれど基本みんな良い人と思って育つのと、大人になってからの幸福度に大きな違いができそうですよね。