A Room with a Veiw 眺めのいい部屋

備忘録や、趣味、仕事の話など

The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society

映画『ガーンジー島の読書会の秘密』を観ました。

 

ストーリー展開の仕方もリズム感もよく、今年(自分が観た中で)少なくとも3本指に入るくらい気に入った。戦争に翻弄された人々の社会派の物語なのかと思ったが、実はラブストーリー。 

How romantic! と画面に向かって声が出てしまったほど、素敵な展開だった。

最初から手放しで歓迎されたわけではない主人公ジュリエットが、少しずつ隠されていた過去の事を理解し、それと同時に現在の問題であるエリザベスの消息についても明らかになっていく。状況が判明していくにつれ、ジュリエットにも読書会の中に居場所ができる。

実は、他所者がようやく居場所を見つけたということでは決してなく、アイソラが言うように、元々通じ合っていたのだ。ジュリエットも後で確信するように、お互いに属していたのだ。それは本が繋げてくれた縁。

 

 

まだ感動が覚めやらず、まとまったレビューが書けませんでした。また何度でも観たい映画になりそうなので、次回はもう少し細部にこだわってレビュー書きます。ラム姉弟の『シェイクスピア物語』すっかり忘れていましたが、私も英語の勉強を頑張っていた頃に読んだ記憶があります。ああ、懐かしい!